産業医の費用はいくら?相場と契約料金を解説
― 企業が知っておきたい「本当のコスト」と「選び方」
企業にとって産業医の選任は義務でありながら、実際の費用感やサービス内容は意外と見えにくいものです。
「相場はいくらなのか」「何にお金を払っているのか」「安い産業医と高い産業医の違いは何か」——このあたりを整理しておくと、企業にとって最適な選択がしやすくなります。
産業医の費用相場
一般的な相場は以下のように分かれます。
| 企業規模 | 月額費用の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 50〜100人 | 5〜10万円 | 定期訪問、面談、職場巡視など |
| 100〜300人 | 10〜20万円 | 面談件数増、衛生委員会参加など |
| 300人以上 | 20万円〜 | 産業保健体制の構築支援など |
※地域や契約形態によって変動します。
費用を構成する「中身」は何か
産業医の費用は単なる“訪問料”ではありません。主に以下の業務が含まれます。
- 職場巡視(毎月1回以上)
- ストレスチェック後の面談
- 長時間労働者の面談
- 衛生委員会への参加
- 健康診断結果のチェックと事後措置
- メンタル不調者、休職者の対応
- 職場改善の助言
これらは企業のリスク管理に直結するため、費用だけで判断すると後悔するケースもあります。
「安い産業医」と「高い産業医」の違い
費用差は、単に“時給”の問題ではありません。
実際には、以下のような違いが生まれます。
◎ 安い産業医にありがちな傾向
- 形式的な巡視で終わる
- 毎回訪問する産業医が異なる(大手産業医サービスに多い傾向)
- メンタル不調者への対応が弱い
- 企業の状況に合わせた助言が少ない
- 面談費用を別途支払う必要がある
◎ 高い産業医が提供しやすい価値
- 個別ケースへの丁寧な対応
- 労務リスクを見越したアドバイス
- 経営層とのコミュニケーション
- 職場改善の提案や制度設計の支援
結果として、トラブル予防の効果が大きいというメリットがあります。
産業医費用は「保険料」と考える
産業医の費用は、企業にとって“見えにくい投資”です。
しかし、産業医が適切に機能していないと、以下のようなリスクが現実化します。
- 労災認定による損害賠償
- メンタル不調者の長期休職
- 職場トラブルの増加
- 行政指導や企業イメージの低下
これらを考えると、産業医費用は「保険料」として捉える方が実態に近いと言えます。
企業が失敗しない産業医選びのポイント
- 費用だけで選ばない
- 面談対応の質を確認する
- 企業規模や業種に合った経験があるか
- 職場改善に積極的か
まとめ
産業医の費用は決して安くありません。
しかし、産業医がしっかり機能すれば、企業のリスクは大幅に減り、従業員の健康と生産性向上にもつながります。
「費用」ではなく「価値」で選ぶ」
これが、産業医選びで後悔しないための最も重要な視点です。
神戸なないろ産業医では大手での専属産業医経験を踏まえて、丁寧で細かな対応が可能です。ぜひ一度お問い合わせください。

